みなさん、お元気ですか。

今回は発声や歌を歌う時に大事な事ですが、つい忘れがちになる

【腹式呼吸】について書かせて頂きます 😛 

 

長くボイトレなどに通っていいる方は結構忘れがちになっているのが呼吸法です。

発声や歌唱トレーニングの際に 高音が出しづらくなったり、喉が痛くなったりする原因の1つ に呼吸の仕方が間違っている場合があります。

そんな大事な作業なのに、なぜやり方を忘れてしまったり、出来なくなったりしてしまうのか?

それは腹式呼吸のレッスンがスクールで一番最初に行うレッスンだからなんです。

しかもほとんどの方が、その1回のレッスンで腹式呼吸は出来るようになります。(個人差はありますが、当スクールではほぼ1回で出来るようになります)

なぜ出来るのか?それは日常の呼吸が腹式呼吸だからです。

 

呼吸の仕方は 腹式呼吸と胸式呼吸 の2種類しかありません。

お腹の筋肉を使ってする呼吸が腹式呼吸、胸から上部周辺の筋肉を使ってする呼吸が胸式呼吸です。

発声や歌に適した呼吸法は、もちろん 腹式呼吸 です。

 

胸式はなぜ適していないのか・・・・

色々先生方が言われると思いますが、胸の筋肉で呼吸をするということは

肩や首あたり、喉などにも力が入りやすくなってしまうからです。

呼吸だけならどちらでも全く問題はありませんが、発声や歌を歌うとなると肩や、首、喉、特に喉に力が入った状態だと声が出しづらくなります。

 

普段の生活では、ほぼ腹式で出来ているのに、トレーニングやカラオケなどで腹式がちゃんと出来ないのは

「しっかりした声を出そう」「音程をはずさないように歌おう」などを必要以上に意識する あまり

呼吸の段階から緊張して力むからです。

呼吸をする時に力が入る人は、息を吸い上げようとしてしまうので浅くなってしまいます。

力が入ってしまうと、 無意識に胸式になる 場合が多いです。

要は緊張をしないように、力が入らないようにリラックスをして、声を出せれば腹式で呼吸をする事になるのですが

それが出来れば呼吸法の練習などは必要なくなりますよね。だから大切なのは、歌の先生など第三者に見てもらうことが必要になります。

先ほどもお伝えした通り「無意識」に胸式呼吸になるからです。

 

誰かの前で声を出したり、歌ったりしようとすれば当然緊張はするものです。

緊張した状態でも、腹式呼吸が出来るようになればOK。

ではどうするか・・・。もっとシンプルに考えましょう!

 

胸の筋肉を使わずに呼吸をすればいいのです!

 

多くの人は、腹式呼吸は「お腹を動かさないといけない」と考え必要以上に動かそうとして、逆に力が入ってしまうパターンが多いはず。

また、腹筋を何回もして筋肉をつける方もいます。

腹斜筋、腹直筋など表面の筋肉は、あまり気にしないでくださいね。

そうではなく、 「胸を動かさない呼吸」 

胸に手をあてて、その手が動かないように呼吸をします。

最初はゆっくり数回行います。慣れてくれば、徐々に早くしていきます。

どうですか?できましたか?

次回は、そのコツについて、いくつかご紹介していきます! 😆