みなさーん、お元気ですか!私は元気満々でございますー 😎 

さてさて、前回はスタッカート発声の基本やドギーブレスなどのレクチャーをしましたね♪ まだやっていない方は、(歌うま#9)へ 🙂 

今回は、そのスタッカートを使った応用編のレッスンですよ!リズム感やグルーヴ感、実際に歌う時のアクセントなどの抑揚にもたいへん役立つ練習となります♪

それではスタート!

1、子音と母音の出し方に気をつけるべし!

前回は、ドギーブレスで早い呼吸に慣れてから
メトロノームに合わせて60~80位のテンポで「ハッ」と息だけで出し
慣れてきたら息のみ、と声のみ、を交互に出す、という練習をしましたね。

今回は声のみの発声で応用編にいってみましょう😆!!

「ハッ」だけではなく、50音どの言葉でも一定の呼気圧を保ち
胸に力を入れずにやっていきます。
まずは母音をしっかりと出していく練習をして
ア行をしっかり出せるようになったら、子音をつけていきます。
どの行でも、母音をちゃんと出すことが大切ですが

摩擦音(サ行)や破裂音(タ行)は子音の方に勢いがつきやすく
母音がしっかりと出ていないと喉に負担がかかってしまう為
特に注意が必要です。

以下の通りに全てスタッカートで発声してみましょう♪
この練習は【50音 音読】といいます。
(最初はテンポ60位でスタートしてみましょう)

アエイウエオアオア
カケキクケコカコカ
サセシスセシサソサ
タテチツテトタトタ
ナネニヌネノナノナ

ハヘヒフヘホハホハ
マメミムメモマモマ
ヤエイユエヨヤヨヤ
ラレリルレロラロラ
ワエイウエオワオワ

どうでしょうか?
息だけでなく、声になり、色んな子音が付いてくると
力が入りやすくなったりしますよね。
ちょっと力が入ってきたな、と思ったら
声は出さずに息だけでスタッカートして
ブレスの感覚を掴んでから発声に戻るのもいいですね♪

声に出すと、音を伸ばしてしまいがちなので
短く弾むように発声する のもポイントです◎
苦手な行は繰り返し練習をして、携帯ボイスメモなどで
簡単に録音して聞いてみるのも1つの方法です。
慣れてきたら、テンポを少しずつ上げてみましょう。
120テンポ位でできればOKです!

2、裏拍でとれば今後カッコイイ歌が歌える!

しっかりとスタッカートで発声できましたか??
先程のスタッカートは「表拍」でやっていきましたが
今度は 同じ50音の文字列を使って「裏拍」でやってみましょう😊

裏拍が取れるようになると、歌に うねり、グルーヴ感が生まれ
R&Bなどの歌で使えると、歌が抜群にカッコよくなります✨
◎裏拍でスタッカートの50音 音読をやる際の注意点
リズムを取る事ばかりに気をとられ

・表拍よりも力が入りやすくなる
・母音、子音が雑になり母音が出てこない
・ブレスが浅くなり、ちゃんとしたスタッカートが出来ていない

という事が多くなってきます。
まずはゆっくりとしたテンポから始め、力が入るようなら息だけでやってみる。
安定してきたら、音読に変える、という方法でやってみましょう。
「裏拍が取れない!」という方は
テンポは取り敢えず置いておいて「1,2 1,2 1,2」のリズムに合わせ
1の時に手を叩く、膝を曲げる、首を動かす(鳩みたいな)
など方法で体でリズムを取り
2の時にスタッカートで発声する、を繰り返しやってみて下さい。
慣れてきたら60位のテンポに合わせてやってみましょう♪
これも、目標は120テンポです😊

いかがでしたか?

やればやるほどコツが掴めますよ♪最初は、メトロノームの「ピッ」などが裏か表かわからなくなる場合も多いでしょう。それでも慣れてくれば、リズムにのれる様になれます!諦めず繰り返しの練習をしてみて下さいね 😀 

さて、次回はもう少しスタッカートをしたいと思います!更なるレベルアップですよ 😎 歌にとってはリズムは大・大・大事な要素ですからしっかりとレッスンしましょうね♪

それでは、次回をお楽しみに- 😛