みなさーん、こんにちは♪今日も元気に発声しましょうね 🙂 さて、数回にわたり、ビブラートの応用や実践的なテクニックとしての使い方などレッスンしてきましたね。まだビブラートが出来ていないという方は

コチラ→ https://www.cybermonkey.biz/voicetraining-23/

本日は皆様も必ず使うテクニックのミックスボイスをレクチャー&レッスンしていこうと思います!高音などもすごく出しやすくなると思いますよ♪では、スタートしましょう☆

1、ミックスボイスとは?ミドルボイスとの違い

声の種類といえば「地声」と「裏声」と言うのを思い浮かぶと思いますが、地声と裏声は耳で聞くと声質が明らかに違いますよね?
そのように、声質によって声の種類を分けたものをレジスター(声区)といいます。
地声、裏声をもっと細かく分けたものが
 
チェストボイス
ミドルボイス
ヘッドボイス
 
の3種類のボイスクオリティ(声質)です。
 
チェストボイスは、地声と呼ばれるところ
ヘッドボイスは、裏声と呼ばれる所で、マイケルジャクソンの「フーーッ♫」みたいな、高音域の軽めな声質のところ。
 
その中間にあたるのが ミドルボイス です✨
 
ここで!
近頃よく【ミックスボイス】と【ミドルボイス】は同じなの?という質問をいただきますが
 
ミックスボイスは ブレークポイント(声の区域の境目で出しにくいところ)を2つの異なる成分の声質を足して、1本化にするテクニックの一つです。
チェストボイスとミドルボイスの境目、ミドルボイスとヘッドボイスの境目、に使用します。
 
先ほどお伝えしましたが、出しやすい音程からどんどん音程を上げて発声していく時に、出しにくい箇所が出てくるはずです。
これをブレークポイント、またはブリッジなどと言いますが、ここがレジスターの境目です。
 
ここでコロッと声が変わったり、裏返ったりしてしまうため、それぞれの声の出し方を混ぜて発声しているのをミックスボイスと言います。
 
これはテクニックの一つでミドルボイスのように声質とは考え方を分けておきましょう!
歌によってはミックスボイスを使わずにワザと苦しそうに発声したり、声質がコロッと変わっても、それが表現の1つになります😁
 
声区に関しては動画もみていただくと分かりやすいのでサイバーモンキーTVも合わせてご覧ください◎

https://m.youtube.com/watch?v=PNmAaiMCYrA

2、大切なのは原因を追究すること!

ミックスボイスを上手く使えない場合は、人それぞれ原因が違い、それをきちんと見つけ、対応するエクササイズをしていく必要があります。
 
まずは、自分のブレークポイント、声区の境目を見つけること。 
ゆっくりと音階を上がっていくと、必ず出しづらいポイントが出てきます。
 
それぞれの声区には適した発声法がありますが、例えばチェストボイスの出し方のまま、音階を上がっていって、ミドルボイスに入ろうとすると、大体は喉(喉頭)が上がってしまいます。
体感としては、喉が閉まってしまい、苦しく感じ潰れたような声が出ます。
 
喉頭が上がってしまうと、声帯で作られた原音が最初に声を響かせる共鳴腔の【咽頭腔】が狭くなってしまうために 声が出しづらくなってしまいます。
 
また、ブレークポイントで声が裏返ってしまう、なんてこともあります。
これは、強い息のままでチェストからミドルへ入ろうとすると声帯が強い呼気圧に耐えられなくなりパッと開いて声が裏返ったりしてしまいます。

声が出しにくくなっている原因さえ掴めれば、するするとレジスターを行き来できます!

これについても、動画がありますので合わせてご覧ください✨

https://m.youtube.com/watch?v=7A0TRrrZRkc

いかがでしたか?本日はまず、ミックスボイスやミドルボイスというものを理解していただくためにレクチャーさせて頂きました!まず、今日やったことを頭に入れておいて、自分はどんな原因で高音が出せないのかなどを知っておきましょう!また、どこの音が発声しにくいかも確認しておきましょうね♪次回はいよいよ、実践に移りますよ。お楽しみに~ 😆