皆さん、こんにちはー 🙂 さあ、発声を楽しむ時間がやって来ましたよ!前回まではミックスボイスのやり方をお伝えしてましたね(^^♪どうですか出来ましたか?まだまだ練習したいという方は

コチラ→ https://www.cybermonkey.biz/voicetraining-28/

さて、本日は鼻腔をどうやって使っていくかという事をレクチャーしようと思います!とても大切な共鳴腔ですので、しっかりと練習していきましょうね。それではスタート☆

1、鼻腔共鳴の効果はいろいろ♪

声が響く共鳴腔は、【咽頭腔】【口腔】【鼻腔】の3か所がありましたね
今回はその中の鼻腔共鳴についてのお話です。
鼻腔を使ってる状態が一番わかるのが、鼻歌・ハミングです♫
ハミングをしている時に、鼻の付け根あたりを触ってみると、ちょっと振動を感じるかと思います。
 
鼻腔共鳴を使うと、声に厚みができ、豊かな響きになります。
特に、中音域から高音域、また「イ」「ウ」の母音は口腔が狭くなるため、鼻腔共鳴を使うことでより響きのある声になります。
中音域らへんからは、軟口蓋を上げる事を意識し、上げた軟口蓋へ声を当てるようにすると鼻腔にも共鳴しやすくなります✨
 
もし、音程が上がるにつれて喉が締まり、詰まったような感じになったり声が細くなってきたなと感じたら、鼻から息を出しながら発声をするようにすると楽に発声できるので試してみてください◎

2、鼻腔をON・OFFしてみよう!

では、実際に発声してみましょう
まずは鼻腔共鳴をしない発声です。
 
男性も女性も、ミ・ファらへんの中音域を使って、「ボ」や「ロ」の言葉を何度か繰り返し出してみましょう。
発声時に鼻の付け根を触りながらだと、あまり振動を感じないのが分かると思います。
今度は同じ音で、「モ」「ノ」の言葉を繰り返し出してみてください。鼻の付け根辺りが振動し、鼻腔に響く感覚がありませんか??
 
では、「ボ、ボ、ボ…」「モ、モ、モ…」と鼻腔共鳴を使う、使わないを何度か繰り返して発声してみましょう。
響いている時と、響いていない時の差を体感できましたでしょうか?
 
鼻腔共鳴をさせた状態での練習は、ドレミファソファミレド の5トーンを「モ」で出していくとしっかり共鳴を感じて発声できると思います。
「M」や「N」の音は意識をしなくても鼻腔共鳴を使える音なので、「まみむめも」「なにぬねの」は練習に最適です☆
あんまり鼻腔共鳴感じないなぁ…という時には「モ」のまえに「ん」を付けて「んも」のように出していくとバッチリ響いていくはずです
楽に発声できる音域で、繰り返し練習してみてくださいね♫  

いかがでしたでしょうか?鼻に響かせるなどは、日常ではあまり意識してないですよね?でもとても重要ですから、このレッスンでしっかり体感できるようにしておきましょう!でも、あまり響かせようと力が入るとのどが上がりやすくなるので注意ですね。しっかりと理解してレッスンして行きましょうね(^^♪それでは次回もお楽しみにー 😛