みなさーんお元気ですかー 🙂 やってまいりました、発声の時間ですよ♪前回は、ウィスパーボイスを練習しました。さぁ、今回は皆さんも待っていたでしょう・・・音程が良くなるトレーニングを何回かに分けてお伝えしたいと思います!

正確に言えば、ピッチと音程とは微妙に違うのですが、一般的に音程の事をピッチと言っているので、そのようにしています。ご了承ください(笑)

音程がとれない方は、当スクールに体験レッスンに来るお客様の中でも多くいます。それだけ、悩んでいる方も多いでしょう。じっくりと教えていきますので楽しみにして下さいね。

それではスタート!

1、あなたの音程を外すパターンは?

音が外れてしまう事を【音痴】とひとくくりに言う事が多いですが、外れてしまう状態や原因は複数あります。幾つか挙げていきますので、自分のタイプと当てはめてみてくださいね◎

①外しているのが全くわからない人(人に言われて気付く)

   → 正しい音階を聴く機会があまり無く、脳が音のズレを判断できていない。

②歌ってて気持ち悪いと感じる(なんとなく外しているのが自分でわかる人)

   →上記とは違い脳では理解できているが、発声時に息や声帯まわりの筋肉をコントロールできず音が再現できない

③フラットしてる人(正しい音程より低い)

   →多くの人は息が足りていない、口腔の空間を上手く使えていない(特に高音時)

④シャープしてる人(正しい音程より高い)

   →勢いよく、強い息で発声してしまう

⑤サビだけ外す人

    →曲の盛り上がりに合わせ、「高い音を出そう」「大きな声を出そう」と力んでしまう為、息が強く出たり喉頭が上がったりする

⑥歌の冒頭で外す人

    →正しい音程を出し方を把握していないため、探りながら発声する。息が強すぎるか、弱すぎる

⑦ビブラートでだんだん外してしまう人

   →深い息で発声が維持できず、どんどん浅くなってしまう

⑧半音が使われている微妙な音程差で外す

   →正確な音を把握しておらず曖昧に歌っている

⑨低音・高音などで外す人

   →音域が狭い。高音は力んでしまう、低音は発声が浅くなるなど

⑩速いテンポ・遅いテンポで外す人

   →テンポに気を取られて音程が甘い。速いテンポは音を探して発声してる間に曲が進んでしまう。 遅いテンポは正確なリズムより焦ってしまう

2、音程を外す人の種類

色々なパターンをお伝えしましたが、幾つか絞って それぞれ実際にどうやって改善していけばいか説明していきます◎

【①音は理解しているが、その音を出すまでにタイムラグなどが生じたりする。】

上記の②⑩などが当てはまりますね。音をしっかりと聴けて脳でも理解できているが、発声しようとしても、息や筋肉のコントロールが上手くできず 音を探しながら発声する為、しゃっくったりしてしまいます。

またカラオケで歌う時はリズムも細かく、 正確にあてるまでに次の音符に行ってしまい、音が外れてしまう結果となります。これはピアノを使って3トーンや5トーンなどの発声練習や、スタッカートで各音を一発で出せるようにすると改善できます◎

自宅ボイトレ#11で練習した内容を復習してみましょう!

https://www.cybermonkey.biz/voicetraining-11/

【②どこの音を出しているかわからない、出せないし、自ら出している音が合っているのかどうかも全くわからない。】

上記の①に当てはまりますね。まずは耳で正しい音程、音階を聴いて、声にだして脳に記憶させるようにしていきます。

【例】

キーボードに合わせて

「🎵ドレミファソラシドー」

「🎵ドシラソファミレドー」

と、実際の音を、ゆっくり【ドレミ】で発声していきます。「アー」など1つの音でドレミファソラシドを発声するより 、1つ1つの音の違いを把握できます。

ドかスタートの音に慣れたら半音ずつ上げていきます。キーボードがないよ、、弾けないよ、、という方はYouTubeなどで「ドレミファソラシド 音階」等で検索すると動画がたくさんできますので、まずは聴くことからやってみましょう(^^♪ 耳で覚えてきたら、声に出していってみましょう!

【③音域が狭い】

出せる音域が狭いと、サビの高音に届かなかったり、女性の場合は低い音が出ない、なんてこともあります。高音、低音は普段出す機会があまり無い為、出し方を発声練習で学ぶ事で少しずつ音域も広がっていきます◎ 自宅ボイトレの過去ログを使って練習してみてくださいね🎵

いかがでしたか?今日は、「なぜ音程を外してしまうか」という原因やパターンを解説しました。自分がどれに当てはまるかをしっかりと理解することが大切!さぁ次回ももっと音程についてレッスンしていきましょう!!お楽しみにー 😆